2004/4/29 - 4/30 NRT出国&LHR入国 |
♠日本 成田空港 キャセイ・パシフィック航空
香港の航空会社なキャセイ。
(実は乗る前くらいに初めて知った…なにげに、かなりの不安度であった)
ヘッドホンから流れだした最初に聴いた曲が
スピッツのスターゲイザー!!「お、旅にピッタリね!」と早くも御満悦な私!
機内食は美味しい方なんだろうだと思う。ただ、レモンケーキみたいのが
変に甘すぎてマジかった…
♠香港でトランスファー
日本からは4時間前後かかったかな?
ちょうどSARSがまた流行りだしてきてて、かなり億劫になってたけど、
香港の空港は想像以上にめちゃキレイだった!お買い物にも適している!
私は買い物しようとしても1HK$が日本円でいくらなのかわからなかった!
バーバリーで見た650HK$なんて、もっとわからない状態だ!
しかも頼りの電卓が壊れてるし…オイオイこんな時に壊れなくても…
両替のお姉さんに聞いて、だいたいはわかったものの買い物せず。
まぁ、帰りも寄るからいっかとトイレに寄った(4回目くらい)!
♠イギリス入国 ロンドン・ヒースロー空港
大体だけど、日本からトランスファーを経て、合計で17時間半くらい掛かったと思う。
でも「ブラザーベア」とか(2回も!)映画を観ていたせいか思ったより早く着いた気がした。
着いたのは早朝の5時代!早い…でも、外を見れば「ロンドンなのね?」と確信した。
♠空港から地下鉄でフラット先に向かう
空港から地下鉄で1回の乗換えをすれば着ける予定。切符を買うのに
ちょっとだけ苦戦したけど、我が国にもよくあるタッチパネル英国版に
なんと「日本語」の切り替えボタンがあったのだ!押してみたら、
まぁ当然だけど、日本語に切り替わった!「日本語」が選択できるなんて、
よっぽど日本人が観光などで訪れるんだなと、にわかに実感。
実際に地下鉄に乗ったら、私のイメージと違って明るいし、キレイだった。
偶然、同じ車両に日本人の女の子が2人組が乗り込んできた。
私含め、この車両にはスーツケースを持って乗っている人間が4人もいる。
そのうち私を含めた3人が黄色のスーツケースだった。
「さすが黄色人種だね」なんて言ってる場合ではない。この国で初めてづくしの
私は、私の隣りの隣りに座っていた例の日本人の女の子2人組に
「確か日本みたいに駅名はわかり易くはないんですよね?」と思いきって
聞いてみた。すると1人の子が「大きく看板でてるし、大丈夫だと思いますよー」と、
さらに「お1人なんですねー」と"可哀相ね口調"で余計なことまで告げてくれた。
「そう!あたしゃひとり旅さ!でも、なにが悪いんかいな?」と内心思ったが、
別にそれ以上でもそれ以下でもなく、大人しくロンドンっ子を観察していた。
ロンドンっ子たちは新聞やら本やらを読んでいた。横目で人の見てるものを覗くのは
日本人だけじゃないようだよ。でも、眠っている人は誰一人いなかった。実際、
出発して次の駅に着いてみたら、駅名は日本みたいに否、それ以上に判り易かった。
【地下鉄の外観】
赤青白色が目立つし、丸っこくてCUTEでしょ♪
♠最寄り駅、下車
乗換えもバッチリとスムースに行き、初めて町に下り立った。
ここまで、滞在中にお世話になる方が迎えに来てくれるそうだ!
待っている間、この国で初めてお菓子を買った。
買うにしても、どのコインを出したら良いのか未だサッパリわからず…。
着いたことをお知らせせねばと、向かいにある公衆電話に向かった。
交差点は日本と違って4箇所が交互にでなく一気に「赤」「青」になるため、
赤の時は片方の道の車はビュンビュン走り、片方の道の車は殆ど停止状態。
このためロンドンっ子は信号は平気で無視…だが、昔から道路を渡るのが
苦手な私はひとり交通ルールを守り、周りから見れば単なるおバカな状態。
まぁ慣れないものは仕方ないから、ひたすら「青」になるのを待った。
やっと向かい側に渡り、公衆電話で電話をかけようとしたがコインが
足りないらしく、掛けられない。もっと入れればいいのかと何枚かコインを
入れてみたが、ダメ。そこで「いっぺんに入れれば!」と実にアホなことを思いつき、
無理矢理、突っ込んだらコインが詰まってしまった! ひとり泣きそうになりながら、
今度は詰まらせたコインを取るために悪戦苦闘していたのだ!
「細いもの落ちてないかな…」と辺りを見回したら、使い済みのボールペンが
落ちていたのでカリカリ引っかいたが、奥に行くばかりで全く効果なし!
「あぁ、このまま罰金とか払わされたら、どーしよー 」
蒸れ蒸れ密室状態の電話BOXの中、冷汗をかきながら作業を続けた。
んで何故か、ふと、コイン返却口を思いっきり押してみたら、
先ほどまでキツク詰まっていたハズのコインが、いとも簡単にポロっと出てきたのだ!
なんか泣きそうに嬉しかった!!!!!!!!!!!!!!!!!
やっと冷静になって「もうお世話になる方は駅に着いているかもしれない」と
駅に戻ろうとBOXから出たら、タイミングよく私を見つけてくださったのだ!
「短い時間だけど、この方たちと一緒にたのしく過ごすんだ!!」
そう、この胸に誓った。
♠フラット先に到着&アビイ・ロードへ向かう
荷物をある程度、片づけて一段落したので、日本で予め立てて
おいた予定の今日の目的地に向かおうと思う。
その前にウィークリートラベラーズカードという
7日間有効の地下鉄&バス共通のパスを駅の窓口で購入。
これはゾーン1&2だけだけど、(ロンドンでは1〜6と場所を
数字で区分しているのだ。中心地がゾーン1になり、
中心地から遠くなるごとにゾーンの数字も大きくなる仕組み)
私の移動地はこれで充分、間に合う!(値段は日本円で約4,000円)
↓が、かの有名なビートルズの画
↓が、実際のアビイ・ロードである
初めてのバスで、どこで降りてよいかよく判らず、(しかも、ダブルデッカーv
でも、ほとんどがダブルデッカー?)とりあえず降りてみたら、
実はだいぶ手前で降りてしまったらしく、目的地のアビイ・ロードまで
結構な距離を歩く羽目に…でも、見慣れないレンガの建物とかを見ながら
「あぁ、本当に私、ロンドンにいるのかな?」と実感ではなく、疑問系で考えていた。
番地をたどって、ようやくアビイ・ロード・スタジオを発見!
だが、問題の横断歩道が手前のなのか奥のなのか、どっちなのだかわからず、
地図で確認していたところ、運よく?ビートルズ・ツアーの観光客たちが、
4人で裸足になり、手前側の横断歩道を横断し始めたのだった!
しかし、交通量が多いから渡るのもかなり危ない!
でも、お陰さまでちゃんと確認できたし、めでたしさん♪
♠どこだか判らなかったポールの家、
そしてビートルズのショップへ
かなり歩いてしまったよう思う。この使えないガイドブック、
ポールの家の住所が載ってないがな
それから、ビートルズショップに向かって、またひたすら歩いた!
「私っていつも歩いているなぁ…」と思いつつ、なんとこさSHOPに到着!
日本人さんもいた。SHOPの方も日本人のお姉ちゃんで、ちょっとした会話した。
ポストカードとか買って、お店を出ると が降り出していた。
しばらく歩きながら最寄り駅を探し、地下鉄に乗った。
今日はここまでの予定だったが、時間が余ったので
この側のBOND STREET駅まで出てみることにした。
♠HMV&そのお隣りのDisney Store
かなりの時間を費やしてしまったHMV…日本だって買えるのに、見てしまう私は
やはり音楽の空間にいれるのが嬉しいんだなと思う。DVDはダメかもしれないけど、
VIDEOなら大丈夫と思っていたが、VIDEOこそ日本では見られないらしい…
Disney Storeは飛行機の中で観たブラザーベアが気になって覗いてみたが、
ひとつとして見つけられなかった。でも、ミッキーとかがイギリスの特徴ともいえる
兵隊さんの格好をしていたりするのも売っていてカワイかった。
♠センス抜群、日本のデパートによく似た、セルフリッジ
お店に足を踏み入れた瞬間、「あ、いいかもv」と思った
買い物しやすそうだし、センスがなんてったってGoooooooooood!!!!!
トイレはデパートとかレストランなどで済ましておかなければ
なかなか済ませる機会がないそうなので(公衆もあるけど使い方が厄介そうで…)
トイレにGO!セルフリッジはもっとゆっくり見たかったけど時間が余り無かった…
他の建物のお店も見つつ買い物しようとしたが、なんと「50£のトラベラーズチェックが
25£以上でないと使えない」とのこと…日本円にして1回の買い物で5,000円以上を
使うなんぞ、私には今のところ機会がなく、せっかく品定めしてレジに持っていって
「いくらいくらです」と言われ、50£のトラベラーズチェックをいさレジの人に
差し出すと困った&嫌な顔をされ「両替所いってきて」みたいなことを言われ、
買う気が一気に失せ、退散。トンだ日になってしまった
♠Vivienne Westwoodの直営店 「GOLD LABEL」
もう、この為に「ここまで来た!」と言っても過言でないくらい来てみたかった
Vivienne Westwoodの直営店3店舗のうちの1つ!!
作家の野ばらさんのお言葉をお借りして紹介すると「アバンギャルドの女王として
ファッション界に君臨するあのVivienne Westwood」て所でしょうか♪
今日は通り過ぎるだけにしたが、お店の中にあのORBのライトが目につくッ!!!
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5/1 ナイツブリッジ周辺 |
♠HRC1号店でSHOPPING&昼食
バスに乗って向かったら、これまた見事に乗り越して
なにやら終点まで行ってしまったらしい…トホホ。地下鉄で戻ろうと、
駅構内に向かったが閉鎖されている様子だったので
仕方なく歩くことに…トホホホ。
地図と照らし合わせながら、進んでいくと
来る途中バスの中から見た景色と建物が現れた!
←「ここで降りればよかったんだ」と、トホホホホ。
→ハードロックカフェ(通称HRC)なんと!1号店!
ここはSHOPとCAFEのお店が別棟になっていて、
CAFEのメニューを見ていたけど、決められそうも
なかったので、朝から何も食べていないお腹は
ペコリだったけど、先にSHOPから見ることにした。
今まで日本を含め、何ヶ所かHRCのSHOPは
覗いても、なかなか買う気にならなかったが、
なぜかここのSHOPでは物欲が増した。
中にはセンスよさげなパーカーがあったが、
私にしてはちょっと高額だったのでかわいらしいテディーベアーを買うことに!!
…って昨日の教訓からして、またT/C(トラベラーズチェック)を使えないのでは
ないかと焦り、SHOPのCUTEなお姉さんに片言の英語で何度も何度も使えるのかを
確かめてレジへ向かった。さすがHRC!!やっと使うことが出来た!!
これで現金も増え「CAFEに行ける!」と向かったが、非常に混んでいた!
でも、せっかくここまで来たのだから中に入ってみたいと思い、勇気を振り絞った!
ちょっと従業員の兄ちゃんに意地悪されつつも、やっぱりそこはHRCだった
以前のアメリカの旅で、どれだけHRCのバーガープレートのボリュームがあるかを
知っていた私はそれを頼まず、デザートだけどランチ代わりにはなるだろうと思い、
アップルの挟まったデザートを甘く見て注文した。で、トイレに行きたかったので
行ってきて戻ってみると私のカウンターの上に「デデデーンっっ」と顔の大きさはある
見事なまでのデザートが…!!!!こんなデカイとは、いつものことながらやってしまった
一口食べてみたら、めっちゃ甘い!だけど美味しい!!!パクパクパクパク食べたけど、
一向に減らず、だんだん甘さがしつこくなって来て仕舞には口に入れるもんなら
吐き出しそうになってきた…担当してくれた(入る時に意地悪した兄ちゃんとは別の)
お兄さんに「残してごめんなさい」と言って、お会計をしてもらった。
この時いうセリフが、アメリカ英語なら「Check,please!」なのだが、
ここはイギリスなのであえて、イギリス英語で「Bill,please!」と言ったら、
そのお兄さんに「Check!」と直されてしまった…ここはアメリカなの??
入り口を出る際に、また意地悪ぽい兄ちゃんが私のカカトにつまづいた!!
これって、わざとなんだろか?「失礼しちゃうわ 」と
思いつつ、ナイツブリッジに向かったのである。
♠その足でハイドパークを横目で散策しながら、
ナイツブリッジに向かう
脇を歩いていっただけなんだけど、ハイドパークは青々しくて、
ジョギングしてる人や馬なんかもいたりしてステキだった。
♠老舗高級デパート、ハロッズでお買い物
あの"さくらももこさん"は「ハロッズに行くためだけにロンドン行ってもいいかも」
的なことをおっしゃっていたが、きっとそれはお金持ちのいうセリフなんだと今は思う。
一般庶民のひよっこは見ているだけだったけど、さくらさんのその言葉の影響で、
私のハロッズへの期待は大きかった。それから、帰国してから知ったことなんだけど、
ここハロッズは、あのダイアナさんと共に亡くなられたドディ氏のお父さんが経営して
いるそうなのです。なのでダイアナさんの件があるまで皇室御用達のデパートだったらしい。
ダイアナさんも閉店後にちょくちょくお買い物していたことがあるとも、のちのち知った。
でも、この不況で経営も大変なんだとお世話になったフラットの方が教えてくれた。
肝心のデパート内は、これは初めて行ったら「絶対、迷うように出来てんじゃないのか?」
ぐらいフロア内が交差しているのですよ!「あそこに行きたいのだけど、またこっちに
でちゃったよ!!」みたいな状態。トイレに辿り着くのもやっとの思い!!
でも、トイレも凄く高級感があって「ぽぉ」っとしてしまった。
♠ビクトリア&アルバート博物館 (通称V&A)
なぜか私はケータイのメモ帳にここの名前を打ち込んでいた。
でも、当時はロンドンに行く日があるなんて考えてもいなかったので、
どうして名前をメモったのかすら今となってはすっかり忘れていた…
たぶん60年代の衣装が置いてあるだかそんなようなことだった気がする。
でも、この時期にきて誠に正解だったことがー!!!!!
それは…
あのVivienne Westwoodの展示会が
ここ、V&Aで開催されていたのだっ!!!
昨夜フラットで聞いた話だと4月いっぱいということだったので
どうして「昨日、行かなかったのだろう…」とちょっとばかり
自分を責めたりもしてみたけど、どっちみちケータイにメモるほど
重要な場所だったんだから予定通り行ってみようと思い、
V&Aの前まできてみたら、さてビックリ!!!
入り口のフラッグ、これってVivienne Westwoodではないのかー!?
「もしかしたら、もしかするのかも?」と期待は変に高まりだし、
中に入ってみてよくよく案内を見てみると「JULY」と書いてある!!
そう、今年の4月1日から7月11日までの期間なのです。
いやー、鳥肌が立っちゃったよ☆彡展示会が開かれていることすら
知らなかった私がタイミングよくこの場所に来られたなんて、
「運、よ過ぎ!!」と興奮しちゃいました♪もう、これでロンドンまで
お金と時間をかけて来た甲斐が完璧にできましたよ♪
実際、Vivienne Westwood好きの日本人の女の子も数人いました。
Vivienne WestwoodのJAPANサイトの一文を引用させて頂きましょう。
「1970年からの34年間のファッション史が揃う試みが行われます。
1970年代のSEX PISTOLSに代表されるパンクデザインから
オートクチュールまでが一同に揃います。
コレクションはかつてない150デザインをヴィヴィアンのアーカイブより
選び抜いて展示。V&Aでもかつてイギリスのデザイナーの作品を
これほど大きな規模で展示したことはないとこのことです。」
入るとスグにスクリーンにWORLDS ENDの半時計回りに回転する
時計が大きく映し出されていました。
↑これはピストルズを存じてる人は一目で「Oh!」となる代物でしょう!!!!
↓パンクルックですがな!!かっこええ♪
もちろん、この他にも靴やドレスなどなど、お目にかかれない
オートクチュールもたっくさん作品が展示してありました!!
もう、なんとも言えない幸福感に包まれたヒト時でした…
V&Aの他の展示物もゆっくり見たかったのですが、
やはり予定の時間が押してきてしまって、衣服の展示コーナーに行き、
ぐるーっとまわり、ポストカードなどの買い物をして次の目的地に向かいました。
Vivienne Westwoodの最初のお店の跡地に立つ、WORLDS END
V&Aからひたすら、ガイドブックと睨めっこしながらトコトコと徒歩で
パンクファッションを生み出したと言われるking's Roadまで来たのですが、
この道が長い長い!!んが、両脇にギッシリお店があって良い良い◎
あの無印良品こと「MUJI」もあったりした。とても歩けないと
判断したのでお店の近くまでバスで行くことにしました。ですが、
今日はなぜか道が混んでいて先になかなか進まないといった状態でした。
(あとから聞いた話、この日はイギリスの祝日「バンクホリデー」の前で
連休を取ったお休みの人が多いとの事、それで道も混んだようです)
時間は掛かれど、あまり迷う事なく到着。お店の壁面には、さっきV&Aの
スクリーンに映し出されていた逆回転時計があるじゃないですかぁ!!
中に入ると、床が平行でなく曲がっていて歩くたんびに転びそうで、
何やらフシギな空間に迷い込んだ感覚に陥ったのだった。
ゆっくり見たいものの気持ちがせって、あっという間にお店から
出てしまった!!何か買うつもり満々だったのになぁ…
帰りもバスに乗っていくことにしたが、ちっとも来ない!!かなり待たされた。
閉店時間ギリギリだったけど、もうひとつのVivienne Westwoodのお店に
行きたかった。急いでいたため、慌てすぎてダブルデッカーから
飛び降りそうになって車掌さんに止められてしまった
ロンドンのお店は大抵18時にはキッチリ閉めてしまうので、
Vivienne Westwoodのお店の前に着いた時はもう閉まっていた…仕方ないね。
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5/2 サザーク周辺 |
♠カムデンロックマーケット
降り立った瞬間、馴染んじゃいましたよー。
ん〜、日本でいえば原宿の竹下通りをもっと広くした感じ?
(この写真は、カムデンの通りではなく、サイドの写真です)
とにかく日曜日というのも手伝ってか、ロンドンっ子もたくさん
繰り出しておりました。私は最初にPUNKのお店を覗いて
みることにしました。そのお店の上の階にはパンクのパンツの
(←だ、ダジャレ?)ボンデージパンツがもう壁全面にグィーッシリ!!!!!
さ、さすがロンドンパンクというだけある!!!…あまりの種類の多さに愕きでした。
あとは人の流れの多いところに身を任せて、あっちこっち覗いたりしてました!
アンティークのお店が寄り集まった所も覗いてみたし、アメリカのサンフランの
ヘイトでも見れなかったサイケファッションのSHOPにも出くわしました。
↓これがそのお店の前にあったサイケな車。
本当にお店がぎっしりあって、長い時間たのしめる場所でした。
PUNKSのお兄ちゃんも何人か拝めたし、よかったです♪
おととい&昨日と含め、この都市の活気を感じられたのが、
何より1番よかった
♠タワーブリッジ
テムズ川にかかる橋を
横切りながらミュージアムに向かう。
美しい橋だ!全長805bあるそうだ。
♠デザイン・ミュージアム
最寄り駅から結構歩いた気がした。お腹が空き、昼食にしたかったが、
私に適したものが見つからず、先にミュージアムに入ることにした。
デザイン・ミュージアムは其の名の通りにセンス良きものがあちこちに
目に入る。入り口の1F上の展示場には、未来予想画のようなものの
デザインがてんこもりであった。さらにその上の階に上がってみたら、
コンピューター関連映像や椅子、金具のアートなどが展示してあった。
遅い昼食はこのミュージアムの入り口横のカフェで摂ることにした。
注文するにも「Illy coffee」というのが読めなくて、ちょっとイケメンの
店員さんに頑張って聞いてみた。でも私の感覚からして、この国の人は
基本的に早口だと思った。早すぎて(遅くてもわからないのに)何を話して
くれているのか、さっぱり理解できないのだ… 古いコンピューターの
処理速度のような私の頭の中の語学力はようやく、その「Illy coffee」を
理解した。…読み方はアイリーコーヒーで、アイリーコーヒーってのは、
日本でいうキーコーヒーとかブレンディーとかメーカーさんの名前で…
って、勝手に解釈してみた。でも、喉が渇いていたので結局はコーラで!
(聞いたり、解釈した苦労は意味なし男くんでした…)あと、サンドイッチを
食べたので、お腹が満たされ私は御満悦でテートに向かうことにしました。
♠テート・モダン博物館
ロンドン・ブリッジ駅の少し先からバスを使ったのだが、またもや乗り越してしまい、
だいぶ戻る羽目となってしまった 戻るのも、もう慣れたものだ。
テート・モダンは旧バンクサイド発電所の建物を利用した博物館というだけあって、
他のミュージアムとは違った雰囲気をもっていた。イギリスの殆どのミュージアムは
無料だが、寄付金という形をとっている。(平均で日本円で400〜600円が相場)
テート・モダンはかなりの面積があり、現代アート専門ということなので
私好みの作品がいくつかあった。POPアートの巨匠?ウォーホルの作品も
あちこちで見るようにしているが、ここでは見たことのない作品を拝むことができた。
他のアーティストさんの作品も目を楽しませる感覚でタタタと見ていたのだが、
訴えかけてくる重みが他とは違う作品に出逢った。その作品は'53年の作品で、
フランス画家だったか、とにかくアンドレさんという方が描いた作品だ。
説明するのは難しいけど、どんな画かというと…環境汚染、戦争、死など、
ひと言でいうなれば「退廃した世界」を描いているものだ。重い問題の1つ1つを
1枚の画の中にこれら全てを収めたのだから、素直に圧倒されてしまう。
テートのSHOPでこのポストカードを買ったり、売っているものを見たりした。
その中で「日本」の看板だったか商店街だったか、私たちが普段なにげなく
当たり前に過ごしているこの国の景色を売りとしている本に出逢い、捲っていた。
「買う人はいるのかな?」と思いつつ、なにやら嬉しかった。
↓ミレニアムブリッジからの眺め
テート・モダンからミレニアムブリッジを渡って、
CITYという場所に向かうことにした。今日は朝から
いい天気で、冬の長いロンドンでこの気候は
みんなに喜ばれるらしく、ロンドンっ子たちは
芝生でゴロゴロして寛いだり、歩きながらアイスを
食べてる人を沢山見かけた。もし昨日ここに来ていたら、
橋を渡るのもしんどかっただろうなと思い、今日きて正解だったなぁと
♠St.Paul大聖堂
ここセント・ポール大聖堂は604年に建てられたそうで、
誰に言っても伝わりやすいことは、故ダイアナさんと
チャールズ皇太子の結婚式が行われた場所だそうです。
中は入れるそうですが、外観は補修工事でしょうか?
工事をしていました。
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5/3 お買いもの日和 |
今日は英国の祝日「バンク・ホリデー」なので、日本で予定を決める
にも、どこのお店やミュージアムが開いていて、どこがお休みなのか
わからなかったため、予定は開けたおいた。もし可能なことなら、
ビートルズの出身地であるLiverpoolまで英国鉄道に揺られながら、
足を伸ばしてみたかったのだが…。
♠ハロッズ (また来ちゃった)
本当はアメリカン・エキスプレスで両替をしたかったんだけど、さすがに
お休みだったので、ハロッズに寄ってお土産を買うことにしました。
♠ノッティング・ヒル
ヒュー・グラントとジュリア・ロバーツ主演の映画で、この地名を知ってる
人は多いと思う。私もその中の1人です。もうお腹へって仕方かったもので、
マクドナルドでお昼を済ませることにした。なんだかヘルシーなメニューを
頼んだようだ。ここのマックはさわやかな感じがした。すぐ横の日本で言う
マツキヨ、ロンドンではBOOTS!!!そこで化粧品や消耗品を購入しました。
BOOTSオリジナルの商品はふつうのものよりSALEになっていたりする。
店内はどこも明るい雰囲気だ。朝から降り続いていた雨も上がった。
♠ポートベローマーケット
毎週土曜日は露店など出ていて盛り上がるらしいのだが、私の土曜は忙しくて、
ここまでこれなかった。今日は月曜日で祝日、なので賑わいはないだろうと
半ばあきらめつつ来てみたが、思ったよりも開けてくれているお店があった。
そこで超CUTEな雑貨屋さん、その名も「OCTOPUS」(たこ?)と出逢った。
雑貨のセレクトショップみたいで、どこを見てもかわいらしいものばかりで
センスもよくって、でも、なぜか鉄腕アトムのTシャツなんかも売っていた。
私はものすごくMADE IN JAPANな気がして仕方なかったけど、いいものはいいんで、
お土産も含め、お店の人に沢山質問を浴びせ、自分的に結構な額の買い物をした!
♠バッキンガム宮殿
どうしてこんなに自分は歴史的建物に興味がないのか、我ながらいつも驚くが、
帰国するしてから「行っときゃよかった」と常々思う質なので、帰り際に
バッキンガム宮殿に行ってみた。また怪しい雨雲が頭上に広がってきたが、
行ってよかったと思った。やっぱ当たり前すぎてなんだけど、歴史的建物は
訪れておくべきだと確信した。遠くに世界遺産のビックベンの時計台が見えた。
行きたかった。「じゃぁ、行きなよ!」って話だけどね。
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5/4 最終日 |
♠大英博物館
ここは何も言わなくても、めちゃ有名だね。
今日は朝から結構な雨で、しかも寒すぎ!!いちばん寒いかも!
寒いの苦手なのに…。またバスで乗り越しそうになったけど、
大量に人が降りたので、つられて降りたら着けたラッキーなお話。
もう入った瞬間「Oh!」って言っちゃうね!日本で前もって、
たけしの大英博物館の本を読んで「この作品だけは見よう!」と目星つけたけど、うん、
やっぱ全部みちゃったみたいっす!最初はどこから見ていいか判らず、まず定番に
トイレ入って、電話して、お土産屋さんから見ちゃったよ!!どこからでも入れるしと
思って、適当に入ったら早速エジプトエリアだった!なんか立派な顔が左右にあって
「わたしはこっちの人が好みだわ♪」と確実にお偉いだろうエジプトの人に向かって
そんなこと思ったりして… もう上も下も、端から端まで見た見た。
なんてったて、ミイラも見ちゃったもん!それから映画のハリーポッターに出てくるような
CUTEな制服をまとった小学生くらいの子だちが課外授業なんだろうね、スケッチしたり
してる姿もかわいかった!(「日本にはここまで大きな博物館はないだろうから、
ロンドンっ子は幸せだね!」なんて思いつつ…)有名な「ロゼッタ・ストーン」を探してたら、
全然みつけられなくって余計な時間を喰ってしまった!!! 彷徨って、挙句の果てに
疲れ果てたため、館内のおじさんに聞いたら「それなら下の階だよ」ってさ…
もっと早く聞けばよかったよ…というわけで、足早に次の目的地に向かうことにした。
なんてったって、今日はいかねばならぬところが多すぎるのだから!
♠ポロック玩具店
大英博物館から近いと思っていたら、近いってほど近くはなく、
朝からの雨と寒さのせいで、歩くのがかったるくなってきた。
一生懸命、通りを探しながら「確かにこの通りのハズ!!」だと
歩き続けたが、全然それらしき建物が見つけられなかった。
すると、弱くなっていた雨がまた「ドバーっ」と振り出してきた。
「おかしいなぁ」と思って、もう1度、住所をメモったものを
見てみたら、探していたはずの通り名はここで合っているものの、
探すべき通り名はここではなかったのだ!私は勘違いしていた。
ポロックのある通り名だと思っていたのは、実は最寄の地下鉄の駅を
メモしたところを見ていたのだ!!そう、ロンドンの地下鉄の駅名は
「○○ストリート駅」と名の付くところがいくつかあるのだ!
地下鉄の駅名でもあるし、実際に同じなのSTREETもあるのだ。
「あちゃー」と思い、改めて通り名を見てみたら「Scale street」と
いう通りだった!「これじゃ、あるわけないよな」と来た道を戻った。
Goodge street駅のホントにすぐ裏に、ポロック玩具博物館はあった。
私は節約のために博物館は入らないことを前もって決めておいたので、
SHOPだけ見ることにしていた。ん〜、なんていったらいいのかな、
日本でいえば、学校のすぐ側にあった駄菓子屋さんみたいな雰囲気?
こう親しみがあって、でも、ここはロンドンなんでロンドンらしい
建物でイメージしてみてください♪
♠スタバでランチ
地下鉄でトッテナム・コート・ロード駅に行って、Oxford通りをOxford Circus駅に
向かって歩くことにした。雨は降り続いており、さらにおなかも空いていたので、
スタバに入ってランチを摂ることにした。スタバ…日本のスタバは大好きだが
海外のスタバ、かつてカフェラテ発祥の地、アメリカはシアトルで苦い経験を
持つ私は、どこか億劫になってしまうのだった。ま、腹が減っとるので、そうは
言ってられず、素直に注文することにした。ちょっと戸惑ったりもしたが、
なんとか無事、注文できた。入り口の階はもう席が埋まってしまったので、
下に行って食べることにした。パニーニと知らずに頼んだパンらしきものは
めちゃくちゃ美味くて、ラテはやっぱり美味しくて、体も温まって元気になった!
食べ終えた御皿は上のフロアにもって行くべきかわからなかったけど、このまま
テーブルの上に置いとくのも礼儀正しいとされる?日本人として如何なものかと
上まで持っていくことにした。そして、お店の人に「すみません」と言って
「おいしかったです」とつたない英語で伝えると「Thank you!」とロンドンでは
味わえなかった笑顔が返ってきた!!きっと彼女は日本人の女の子であろう…
なんか彼女の笑顔の温かさが妙に嬉しくて「日本人てええんちゃうのぉ?」と
自分の国を自画自賛してみたりした。
♠Vivienne Westwood3店舗中1番面積の大きなSHOP
雨は相変わらず降り続いており、靴の中まで染み込んでくる始末。だが、絶対に
今日こそはVivienne Westwoodで買い物するという私の決意は固かったのだ!!
ん〜、お店に入るとVivienne Westwoodでいっぱい!!(「当たり前だ!!」と突っ込んで
やっておくんなせぇ・・・)あぁ、全部欲しい!!(「ムリだろ!!」と突っ込んでやって
おくんなせぇ・・・)よし、アクセを買おう!!そう決めて、お店のCUTEなおねえさんと
やり取りしたが、なっかなか英語が通じずに焦った!が、会計時にどこからともなく
アジアの人が登場し、伝えたいことが伝わらない私に「私は日本人ですので日本語で」と
優しいような、ちょっと冷めたような言い方で接客してくれた。何はともあれ、
欲しかったVivienne Westwoodのアクセを本場の直営店でゲットできたことは
この上なく、嬉しかったのであります!!
♠ハムレイズ
ここは日本でいえば、原宿のキディーランドですかね!時間があればもっとゆっくり
見たかったけど、なんだか時間がなくてパパパっと見て出ることに…ちなみに
イギリス生まれのキャラクターは「トーマス」「ピーターラビット」「テレタビーズ」
「くまのプーさん」などのようです。
♠ピカデリーサーカス側のVINTAGE MAGAZINE SHOP
ハムレイズを出たくらいから大雨も止んで光が差してきました!!
(右の写真は来て2日後くらいに撮ったものなんだけど、
いつ行ったかド忘れしてしまったので、ここに載せて
おきました)このSHOPは主に映画関係のポスターとかが
置いてありました。またお腹の調子が悪くなってきたので、
結局のところ足早に去ることとなりました。
♠コベントガーデン
ピカデリーから歩いていけると聞いていたので、お腹の調子を整えてから
てくてく歩いていきました。コベントガーデンはやはりマーケットで
ん、日本でいえば、縦に長くない上野アメ横といった感じでしょうか。
やっぱりゆっくりみたかったんだけど、時間がほんといっぱいいっぱいなんで
ざーっとみて初日に行ったBOND STREET駅に向かいました。
♠またHMV
どうしてもKERRANG!という音楽雑誌がこの国に着いた時から
ずっと欲しかったんだけど、お金がなかったり、売り切れていたりで
買えないでいたので、あちこちのレコードショップとか本屋さんとか
見て廻ったけど、ダメだったんで初日にきたここを覗いてみたら、
わぉ!あったよ!嬉しかった!!DVDがついて日本円で400円くらいと
破格だよ!日本で同じの買ったら倍はするからね…
♠Vivienne Westwood初日に眺めたSHOP
もう明日帰るし、思い切ってブザー鳴らして入ってみた!!
ブザーならさなくても、開いていたらしく、またやってしまった!
でも、ここはGOLD LABELなので私に買える様なものはキーホルダーくらい…
アーマーリングも売っていたよ!!日本より半額くらいの値段で買えるよ!
私も欲しいけど、誰かの真似になるのは否だから、我慢した。
でも、店内に入れただけよかった♪
♠ハロッズ
ふと買い損ねたTシャツを買おうとV&Aにかなり頑張って向かったが、
あいにく間に合わず、スーツケースが邪魔だろうけれど、明日、空港に
行く前に再訪することにした。で、フラットのお2人に「スイーツ」を
買ってあげたかったので、本当は和菓子がよかったんだけど、お店を
探すことができなかったのでハロッズ昨日も行って3度目だけど、また
行くことにした。大抵のお店が18時キッチリに閉まってしまう中で、
ハロッズは嬉しいことに19時までやっているというので寄ることにした。
そこでクリームブリュレをちゃっかし自分のも含めて3つ購入した。
この日も陽が落ちるのが遅く、最寄り駅についてもまだ空は明るかった。
明日は日本に帰る。3人でお茶をすすりながら、お話したりした。
申し訳ないことにお2人からプレゼントまで頂いてしまって、
なんと御礼をいってよいのやら…やっぱ、さよならをするのは哀しいけど、
日本で私を仕事が待っている…
お2人にそっとお手紙を書いて床についた。
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5/5 - 5/6 帰国 |
やはり5日間はあっという間に過ぎた。もう昨日のうちにスーツケースに
すべて詰め込んだので、あとは歯ブラシとか化粧品とかそんなものを
しまうだけにしておいた。行きより荷物が確実に増えている…
まぁ、仕方ないっか!最寄り駅まで、お2人が見送りをしてくれた。
ほんとうに見ず知らずの私によくしてくれて、感謝の言葉もありません!!
ありがとうの気持ちいっぱいでお手紙を渡して御辞儀して、地下鉄に
乗り込みました。「どうぞ、お体に気をつけて…」
♠V&A
さてさて私には時間がありません!さっさと目的のものを買って、
空港に向かわなくては!んが、South Kensington駅近くのお店で時間に
追われているのにもかかわらず、素敵なカードが目に入ってしまったので
迷いなく購入。こんどこそは空港へ…
【地下鉄の内部】
とってもPOP、CUTEでお洒落なのです
ラインによって、ポールの色や座席の柄も違うのだ!
誰もいなくなったので間を見てカメラのシャッターをパシャリ!すると、
そこへ強面の車掌さんが!!もしや、罰金かいな…???
最後の最後にやってもうた? …と思ったら、「Change!」と言った。
「ん?途中で電車を降りろってこと?」とりあえず、言われるがまま降りてみた。
気づけば、みんなホームに降りているじゃないの!!そう、電車の切り替えかなにか
だったらしい…そんなの聞いてなかった私は驚いたよ。そのまま乗ってたら、
飛行機に乗れず、大変なことになっていた あぁ、助かった…
そういえば、初日辺りに行ったタワレコで警備員さんに「Close!」と言われ、
手にしていた自分のガイドブックを「仕舞え!」と注意されているのかと、
てんやわんや焦っていたら「18時だから閉める」という意味だったあの日と
同じ状態ではないか?!おいら、ちっとも成長してねぇべ…
♠イギリス ロンドン・ヒースロー空港 キャセイ・パシフィック航空
なんだかんだでなんとか空港に到着。これであとは香港行きの飛行機に
乗れればOKOK!…と、余裕かましつつ、買い物なんぞしたりしていた。
ふと思い出したように航空券のBORDING TIMEをみたら、ぬあんと残り10分も
ないじゃないのよ…あぁ、どうしよう…青ざめ、慌てて、小ダッシュして、
搭乗口の最後の関門まで行って、そこにいた黒人の陽気そうなおばちゃんに
聞いてみることにした。すると、いきなり皆に聞こえちゃうくらいデッカイ声で
「あなた中国人?日本人?わはっはっは!」と英語で聞かれ、声おっきいいよ…と
思いつつも「Japanese!」と答え、航空券の搭乗時間を指差して、つたない英語で
自分の危機を説明した。最初はおばちゃんも「あんた、ヤバイんじゃない?」って
感じだったけど、側にいる同僚の愛想のないお兄ちゃんと「ダーっ」て話すと、
また穏やかな表情に戻って私に話してくれた。でも、私はパニックでさっぱりわけが
わからず「I'm wrong? This ticket's wrong?」と聞いたけど、おばちゃんがとにかく、
こっちへおいでと導いてくれたが、「え?」っと思い、私は来た道を戻ろうとした。
「一度こっち側に入ったら、こっからじゃないと出られないんだよ」とおばちゃんに
促され、やっと私の目にNO ENTRYのマークが映った。「あぁ!」と遅ればせながら
理解した私はもう一度、手荷物検査をうけ、免税店のある場所に戻ることが出来た。
落ち着いたところで、改めて登乗ゲートを示すモニターをみたけど、私の飛行機の
時間までは何度モニターを見直しても、あと1時間あった。「どうなってるの???」
この航空券に示された時間は一体なんなんだか結局わからないままだったが、無事に
ロンドンの地を飛び立った。行きは気にならなかったのに、どうしてなんだろう…
今尚、疑問は消えない。
♠香港にてトランスファー
ここまで来ると気が早いが、既に日本に着いてる気さえした。
ちょうど£5札(日本円で1,000円分くらい)があったので、
それをHK$に両替することにした。空港とはいえ、
せっかく香港にいるんだから香港のお金で買い物する経験のできる
機会だと思ったもので!すると£5は65.9HK$になった!
1HK$を20円とすると65.9HK$は1,318円という計算になる。
ん〜、まぁそういうことで、いざ買い物をしようとしたら
買いたい物が見つからず、両替した意味がないなぁと思いながらも、
半無理矢理に買い物を済ませた。
♠日本 成田空港 到着
香港からの帰りはめちゃめちゃ短く感じた。香港に着く前に
機内食を食べたもんだから、お腹が減ってないのにまた
機内食が出てきた。「あぁ、胃袋さんごめんさい」と思いつつ、
食べたら、これが今回の機内食で1番おいしいものだった。
はっきり言ってロンドンの外食では、マックにスタバと
そのようなものしか食べていなかったので、機内食はクセが
ありながらもカラダにとっちゃ半ばパラダイスなのだ!
ヒースロー空港からみたキレイに整えられている空港環境と
成田空港とのギャップがあまりにも激しくてちょっと笑った。
『あぁ島国ニッポンよ、あたしゃ帰ってきたよ〜』
【完】
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
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