4/28 出国 早速、成田空港でスーツケースが引っかかり、
公衆の面前で手荷物&スーツケース検査 最悪の出だしだ!
今回の旅はイヤ〜な予感・・・ 飛行機が遅れて出発 私のミネアポリスでの乗り換えTIMEは1時間半もない 飛行機の座席には香港の航空会社キャセーパシフィックと 同じような個々のモニターはなく、退屈な時間かと思いきや、 意外とあっさりミネアポリスに到着 入国審査 何を訊かれているのかサッパリわからず、 入国審査官が呼んだのは日本人スタッフ、所謂、通訳さんが登場 時間ないし、恥ずかしいしで、パニック寸前 2年半前にはなかった、左と右の指紋検出&簡単な撮影をされ、 急ぎ足で乗り継ぎに向かう・・・が、時、既に遅し 乗り換えまで残り数分! 自分でスーツケースを移動させ、さらに身体検査 終えて直ぐ、ゲートNOをモニターチェック・・・しかし、パニックの為、 どこをどうみたら良いのか分からない・・・結局、乗り損ねたΣ(|||▽||| ) 冷汗たらたら、涙ぼろぼろ、立ち直れず、しばし凹む でも、涙を拭いてインフォメーションのおじいちゃんにヘルプを頼んで、 次の飛行機に乗ることとなった ・・・次の飛行機は6時間後・・・ Wichitaに着くのが15時代の予定が、21時代に・・・死ぬ! ホテルに到着が「遅くなる」ことを告げたかったので電話しようとしたが、 何をどうやっても電話をかけることができなかった またここで別の場所のインフォメーションのおばあちゃんに 電話がかけられないと泣く泣くヘルプしてもらった こうやって私の失った6時間はあっという間に過ぎ去ったのだった・・・ 飛行機の中ではお隣りの席のコートニーちゃんという学生とお話をした ・・・が、訛りについてゆけず、苦戦だらけの会話 でも、コートニーちゃんは優しい子だったので、 なんとか2時間余りの時間を楽しく過ごした 久々の再会だという彼女とお父さんの抱き合うシーンは感動的だった! Wichitaの空港に着いたはいいが、ホテルまでの道のりは遠い タクシーをつかまえなければならないのだが、 私は勘違いして、ホテルにタクシーを呼んでくれるよう頼んでしまった んが、いくら待ってもタクシーは来ず・・・ 前を見れば空港に数台のタクシーが待機しているじゃないか・・・ でも、タクシーを頼んでしまったからには他のタクシーに 頼むわけにはいかないだろうと我慢! そして待っても待っても迎えのタクシーは来ない もう1度ホテルに電話 「タクシーは自分で捕まえてください」と言っていることが なんとなくわかった 今までの待ち時間て一体・・・ 空港を飛び出し、待機しているタクシーにお願いした 私にとって海外で初めてのタクシー 間違えて運転席に乗り込みそうになった バカだ! ドライバーの名前はスティーブンさん いかしたオヤジさんだ! なんだかわけのわからない会話をホテルまでの道、話してた スティーブンはピザをくれようとしたが、デカイし、 なにせ食欲なんぞ湧かないよ・・・気持ちだけ受け取った 別れ際、スティーブンは名刺をくれた 「楽しい時間だった」とも言ってくれた ありがとう、スティーブン! ホテルのフロントにはメガネのステキなお兄さん! 「君がラストだよ」と告げられた んが、また彼の英語が全然わからない! なんでこんなに英語がわかんないんだ? ミネアポリスとウィチタ・・・英語なのに英語じゃない! 私の知ってる英語じゃない! なんとこさ、部屋 デカイ!きれい!よかった! もう23時を過ぎていた もうただ眠りたかった・・・ |
4/29 ウィチタ1日目?2日目?
メイドさんの声に起こされ、時計を見るや否や
9時半を過ぎてしまった!
このホテルの朝食サービスは9時半までだから、
タイムアウト!
・・・と、いうことで日本から持ってきてたバウムクーヘンを
かじって、もう一眠りして、風呂に入った
テレビは有難いことにCSがあって、MTVも見れた
明日はもうモトリーのショーの日
今日はどうしてもスーパーマーケットに行きたかった
そこでフロントのお姉さんにWichitaの地図と
(ここで初めてこの地域の地図を手に入れた!日本では
ほとんどこの地域の情報はナッシングだった)
スーパーの場所を教えてもらって、テクテクあるいて
ゆくことにした って、外には車しか走っていないじゃん! 歩いている人なんて1人も、いない わたしだけ めちゃめちゃ寒いし、マジで田舎町 デカイ道ばかりが目に飛び込んでくる 日本で抱いた頭の中のカンザスのイメージそのまんまだった・・・見事だね! どのくらい歩いたのだろう? 聞き取れない英語はこの道で合っていたのだろうか? でも、それっぽいものが見えてきた まずは$1SHOPに入ってみた 怪しい感じのものが、たくさん売っている 私は子供用シャンプーと虫のPEZを買った ここでレジのお姉さんに「ダウンタウンまで歩いてゆける?」と 訊いたら「とんでもない!」的な反応が返ってきた なんかいろいろ説明してくれてたけど、何を言ってるかわかんない 現地に来て2日すれば英語に耳がなれるのは、過去2度の旅で 知っていたのであまり慌てなかったが、「タクシーか車を使わないと ダウンタウンにはいけない」って感じだったから、とりあえず 「ありがとう」とお礼を言って、隣りのスーパーに入った もうここにこれただけで他に行かなくていいやって思った 大好きな消耗品系のものたちを次々とかごに入れてゆく 「幸せだ〜」お会計は$30を超えてたけどσ(^^;) 大袋を抱えてホテルに戻る フロントのお姉さんに両手のビニールをみせてお礼を言った 部屋に戻って、テレビをつけて、明日の会場への道を調べた 夕飯はさっきのスーパーのデリで買った弁当に 日本から持ってきたチンするご飯 ケーブルテレビを観ながら、地図を広げながら、ホテルで夕飯 明日は大好きなモトリーに逢うため、お風呂にはいって、 早めに就寝しようとしたが、やっぱり目が冴えて眠れなかった 気づけば、朝方に・・・「一睡もできてないだ〜Σ(゚口゚;」 |
4/30 モトリーのショーの日
今日こそは朝食を食べ逃さないようにキチンとアラームをかけた
起きた気分は最低
気持ち悪い
でも、朝食は美味しかった
自分で生地を流し込んで簡単に焼けるワッフルが美味しかった メイドさんに「もっと寝たいから、クリーニングが終わるまで ロビーにいるから、終わったら教えてください」と 適当な英語だったけど、伝えて、ロビーで待った 今日、寝過ごしたら、こんな不便なWichitaにわざわざ大金かけて きた意味が全てオジャンになるので、アラームをかけて眠る (旅行代理店でも散々、ウィチタは曲者な土地だと言われてた) 現地、コロシアムには4時半に集合予定! バカな私はコロシアムまでは徒歩でゆくことに決めた 1時半に出れば大丈夫だろうと気持ち悪さを取るため、再度、 眠りに就く 化粧をし、仕度をし、ホテルを出たのは1時半を少し過ぎたところ 今日の天気は上々! 昨日とは違って、道を歩く人も、自転車に乗る子どももいた てくてくてくてく、ひたすら歩く てくてくてくてく、休まず歩く 歩いても歩いてももうホントぉ、着かない やはりタクシーでゆきべきだったか! 最初は元気に歩いていたが、 次第に大地だけが広がるようになり・・・ 右手を見れば羊がメイメイ・・・ オイオイ・・・ でも、なんか元気が出た 1時間歩いても、コロシアムには着かず、 焦りだしたころ、スポーツ施設だと案内に載っていたグレイハウンド パークという建物が! てっきり公園だと思っていたが、運動施設に似た建物だった 平面状の地図はあてにならない で、とりあえず、入ってみた ・・・が、大人な香り 競馬場に似ていた が、たぶん、イヌだ 競犬場? 飲み物だけ買って退散した 実はこの建物の次の建物・・・っても離れてるけど、 隣りがコロシアムだった! 1時間以上だっだ広い道を休まず歩いて やっと着いたコロシアム・・・ 公演にあるようなテーブル付のベンチに腰掛けて、少し休む (近づくにつれよくわかる、変わった形のこのタワーは 建物が何かを示している案内版みたいなものだった しかも節約的な!) ![]() ![]() ![]() この寒さのためか、お腹が冷えてしまった トイレもなにもここにはない ひたすらと土地だけが君臨! ビオフェルミンをあわてて2錠、そしてまた2錠のんだ 居場所もなく、再び先ほどのベンチのところに戻ることにした その途中、でかいプレハブみたいな建物から、 なにか気配を感じたので、立っていた人に「何の建物?」と 訊いたところ「カントリーの音楽会」みたいなことを しているとのこと 謎がとけてスッキリ! で、さっきっと同じベンチにもどって、ウォークマンでモトリーを聴いていた あっという間に4時近くなったので再び、会場の入り口の方へ向かった 先ほどとは違って、だいぶ人が集まっていた まだアメリカに着いてから実家に連絡をいれられてないので、 公衆電話でがんばってみたが、やはり掛けることは出来なかった すると約束の4時半になっても、私がチケットを受け取る予定の ファンファイアースタッフ、マルグリットさんを見つけられず・・・ 大群の中のスタッフさんに訊いたら、なんと彼女だった! 時間に間に合って「よかった」のひとことに尽きる 彼女からチケット入りの封筒を受け取って、中に入っているバックステージパスを首にかける いかにもそれらしく嬉しくなる まずは会場内に移動・・・ ステージ近っ! 会場は日本で言えば、日本武道館ぐらいの会場で 満席で1万2000人になるらしい!(事前に調べた情報) まだコンサートクルーさんたちは世話しなく仕事している マルグリットさんが一生懸命みんなに解説をしてくれているが、 よく聞こえないし、私はやっぱり英語がわからない・・・ そして、ついにバックステージに移動! 楽屋まで入れちゃうのかと甘い考えを起こしていたが、そうではなく、 なんかカーテンみたいなもので仕切られた場所で待機させられた ドラムのトミーはここにこられないらしく、 マルグリットさんはトミーのドラムスティックを持ってきた 「誰にあげよう?」みたいな感じで「一番若い男の子」か 「日本からきたアジア人(私のことのようだ)」、 「モトリーのタトゥーをいれている人」かとみんなで相談していた 私は「もらえるなら欲しいけど、ニッキーさんが好きだからどっちでも いいや」と適当な考えを巡らせていた 結局はみんなの意見で一番若い男の子が貰うことに決定! 同士になった私たちはみんな仲がよく、「どっから来たの?」と 和気あいあいとしていた 私にも親切にしてくれて嬉しかった するとすると・・・・・ モトリーの登場! やっばい、ニッキー、かっこよ過ぎ! ピンクのコンバースがかわいいし! ギターのミック(黒服)と、唄い手のヴィンス(黄色のパーカー)、 そして私の大好きなベースのニッキーさんが 目の、目の、前にいた〜!うっきゃ〜!・・・本当に残念なことにトミーはいないけどo(´^`)o 順番にサインと写真を2ショット撮ってゆく 私はやっぱり頭がポーっとしてきた でも、自分が日本で考えていた場面とは圧倒的に違った! もっともっと時間をもらえるものと思っていたから、 1組のもらえる時間は2、3分しかなかったんじゃないかな? でも、みんな嬉しそう! 私も心臓がバックバクのまま、4番目にサインもらって写真を撮ってもらって、 ニッキーさんとハグして、自分の位置に戻ってきた 伝えたい沢山のことは、やっぱり言えなかった!不甲斐なさに襲われた でも、いま、この場所でこうやって目の前に本物のモトリーが いることが不思議で、それを現実として受け止めようと思うだけで 胸がいっぱいだった! (我ら、モトリークルー?少女のころから(笑)夢見てきた、 あのニッキーさんが肩を組んでくれている、夢のようなショット! 信じられないけど、本物なんだよね〜☆彡) ![]() ユーモアあるニッキーの笑顔のなか、みんなが撮影を終えて、 モトリーに手を振った 「また後でね〜♪」 グッズを先行して手に入れて(私はTシャツとバッヂを購入!)、 マルグリットさんにお礼を言って、1度、会場を後に・・・みんな、ぞれぞれの車へ戻ってゆく ・・・って、みんな車があっていいよなぁ! 私たちが会場の外に出た頃には、一般のお客さんも、だいぶ一杯になっていた! 私は入り口正面近くのところに腰掛けたりして、みんなの様子を伺っていた 老若男女のモトリーファンたち! さっきのプレミアムチケット購入者の人はテキサス州から来たって 人が多かったかな?みんな車とばして、各地から来てるんだ! でも、日本から来たのは私ぐらいでしょう!イエイ! 時間が近づいてきたので、会場に入ろうとしたら 聴衆全員ボディーチェックを受けてからの会場入りになる 当然私も受けたが、バックを持っては入場させてもらえないと言われた でも、さっきまで中にいたのに・・・ ここまで来てショーを観れないのかい・・・ 反対側に行って再度、話をしてみた そうして持ちもののを全てを説明して、やっとの思いで 会場内に入ることができた (こやつがチケット) ![]() さっそく今回のツアーの各会場で行われていると思う、 クルーファンの公開結婚式が始まった ある意味、前座だ みんなに祝福されてクルーファンのお2人も幸せそうだった! そして20時30分が過ぎた頃、幕が上がった・・・ 目の前には、サーカス・・・ そうエンターテイメントの凝縮された世界が広がっていた ピエロのメイクや怪しいお面を被った多くの出演者、 怪気なメイクを施した3人の美女 ・・・演出、スゴっ!・・・ もう今の私の脳の中には曲順なんて吹っ飛んで、ここに 記載することはできないが、確か♪Shout at the Devilで 始まったような気がする ドラマーを観れば、トミーがいる! このオリジナルメンバーのステージを観るのは、 私は初めてで、トミーが戻ってきてくれたんだねって 思えるだけで、心強くて、やっぱりいいなって思った! アメリカ人の盛り上がりは歓声が日本人よりすごいなって 思った!まぁ私が日本で観てきたモトリーのステージは ホールクラスだったし、ここは何倍かあるからなのかも しれないけど、私が感じたのはそれだった セット リストも99年と翌年に来日したときよりも 全然よかった!メンバーの気合の入り方が違うんだなって スゴク感じた 私が嬉しいなって思えたのは名曲♪Home sweet homeで 聴衆のライター演出が生で見れちゃったということ 2列目から後を振り返って、会場全体を眺めたら、 そこには幻想的なムードが生まれていた ・・・キレイだった・・・ アメリカのクルーのショーは聴衆を飽きさせなかった 休憩タイムもモトリーが人形になったアニメーション映像を流し、 カウントをつけ、退屈させなかった ミック以外の3人がハーレーで再登場したシーンは 物凄くカッコよかった!! ホントにバイクがよく似合っている 惚れ直した! ショーの後半戦はベストに入っている楽曲の連続だった でも、失敗だと言われた(私は好きなALBUMだけど)GENERATION SWINEから 1曲披露!よくわかんないけど、とても嬉しく感じた そしてヴォーカル、ヴィンスのやや後部、頭上には ミュージカル、CATSのような格好のお姉さまが布を体に巻きつけただけの 状態で、徐々にだが大胆に落ちてくる・・・ そのまま地面までおっこっちゃいそうで見てる方が冷や冷や・・・ それにニッキーのキーボードを弾く姿、初めて見た 本当にカッコいい〜♪ でも、それだけで終わらせないのがニッキーだ 火花のなかでの演出!! ニッキーが焼け焦げちゃうのではないかと、 胸が痛くて痛くて、泣きそうになってしまった でも、ニッキーは無事だった、心から安心した ・・・よかった!・・・ トミーの演出もとんでもなかった! ワイヤーに吊るされて、空中にいる 右から左、左から右へと それぞれに設置された打楽器を叩いては空中移動 ・・・酔わないのかな?・・・ 時計をみればいつの間にか22時を過ぎていた みんなは車だからいいけど、私はタクシーを呼ばないと ならないと思って、今、目の前で繰り広げられている世界から 少し頭を切り離して考えていた 22時30分をまわったところでトミーが客席にビデオカメラを 回しているとき、座席を離れてちょっと気になってた男の人に 勇気を出して名前だけ聞いて、さっきMEET&GREETで よくしてくれた人たちにお別れを言って、公衆電話に向かった 本当に本当に苦労をして、タクシーを呼んだ 私が苦戦してるときも場内からはクルーの楽曲が 聴こえてくるが、致しかたない なんだかんだで「GOOD NIGHT」と唄い手、ヴィンスの声が 聞こえてきたので、終わっちゃったな〜って思いながら 1時間も待つというタクシーを待っていた 会場から出てきた聴衆は未だ興奮冷めやらぬといった感じで みなテンションが高かった 23時を過ぎ、見知らぬ土地の銃社会のこの国で私は無事、 会場をあとにしてホテルにたどり着けるのか、 日本にいるときも、実際こっちに着いてからも 不安ばかりだったが、厭な恐い予感を第六感で感じることは なかったので、本当によかった たぶん、治安がよかったのだと思う 結局、タクシーは23時40分ころに来てくれた 乗り込んだ直後、襲撃されるような勢いで 5、6人、が一斉に私のタクシーに乗り込んできた! ついに殺されちゃうのかと思ったが、 あいのりさせて欲しいとのこと ・・・あぁ、ビックリした・・・ 行きに1時間ちょっとクタクタになりながら歩いた距離も 車ではあっという間だった それでも、私が泊まってたホテルはコロシアムから1番近いホテルだったのだ もう日付が変わっていた・・・ 翌日は5時30分起き 大好きなサンフランに向かうのだ(*´∇`*) |