5/1 サンフランへ
寝過ごさず、きちんと起きれた
普通に仕度をし、誰も居ない朝食ルームで
食事を済ませた
タクシーも早めに着き、
慌ててチェックアウトをした
フロントのこのお兄さんには英語がわからず
多大な迷惑を掛けた気もするが、
親切なのかどうなのか細かいことは分からぬが、
とても良くしてくれた
ありがとうを丁寧に言い、
タクシーに乗り込んだ
奇遇にも、フロントのお兄さんが呼んでくれたタクシー会社は
昨日、私が苦労して呼んだタクシーと一緒だった
ドライバーさんまで・・・(苦笑) この町の3泊は正直、クルーのショーの昨日以外は特に用がなかったし、 何もできなかった街、ウィチタではあったが、 別れるとなるとやっぱり淋しい気持ちになった 飛行機は乗り換えの為、再び、 恐怖の空港→ミネアポリスへ飛び立った! 恐怖の空港、ミネアポリス! 私はまたしてもここで失敗をした 誤ってバッケージクレームの場に来てしまった 乗り換え時間はまたしても1時間半しかない! スーツケースは見つからないし、どうしていいかまた分からなかった でも、スーツケースは自分で移動させなくてよかったらしい さて、戻ろう! ・・・にも、きた道を戻ることは不可能だった ここに来てしまうと、飛行機に乗るためには、 またカウンターまで行って、身体検査をしなければならなかったのだ ・・・うぅ、面倒臭い・・・ さぁ、いよいよサンフランへ サンフランへの飛行機でも、お隣りの席はかわいい女子だった! 名前はティファニー!大学生だと教えてくれた お互いの家族のことや旅行のこと、米日学校の話をしたりした 彼女はとても優しい女の子だった 私の壊れた英語でも一生懸命、理解してくれようとしてくれた ・・・ティファニー、ありがとう!・・・ 2年半前、はじめての1人旅 はじめてのホームステイでお世話になったご家族の お父さんとSFO空港で待ち合わせしていた ウロウロしていると、お父さんの方が私に気づいてくれて 声を掛けてくれた ・・・うわぁ〜い、懐かしい顔!うれしいな・・・ お父さんに昨夜はモトリーのコンサートに行ってきたんだと 話すと、驚いていた 空港からお父さんの運転で大好きなアメリカの家族のもとに向かった カーラジオのお父さんが選んだラジオ局はロックチャンネルだった(笑) 久々の再会にお子さん達も喜んでくれていたようだった 下の子はまだ小さかったから忘れられちゃって当然だけど、 上の子は覚えていてくれたようで、うれしさ倍増だった さっそく沢山あそんだ 本当に幸せだ 泣けてくる 「明日もいるよね?」 そう上の子に訊かれて、泣きそうになった もうずっと離れず、いっしょにいたいよ! 夜はお母さんと話をしたりして、あっという間に遅い時間になってしまった 明日はバークレーとダウンタウンに行くことにした |
5/2 バークレーとサンフランのダウンタウンへ行く計画
お母さんは仕事に、上の子が幼稚園に行き、
いい時間になるまで、下の子と遊ぶ
時間になって、お父さんに最寄り駅まで送ってもらって
バークレーに向かった バークレーには大学がある テレグラフ アベニューに向かう いわゆるは学生街だ 大好きなレコード屋さんのアメーバレコードに行って、 CDやビデオを物色!私が購入したのは3点 1点は「THE '60s」という映画 もう1点は「オズボーンズのシーズン2」 (←規格違いのDVDのため結局は観られなかった) あとは「ピストルズのドキュメンタリー」 アメリカに来てなんでピストルズ?とも思われるかもしれないが、 ピストルズの最終公演場所がサンフランなのだ! 3点で合計11ドルくらいだったかな 安い! ・・・帰りは大学の中を通って(かなり広い!)、駅に戻った 次はSFのダウンタウンへ ケーブルカーに乗って、ジャパンタウンへ向かう 実は今回は以前に購入した「アメリカ音の旅」という 私にはたまらない本をもとにして、行くところを抜粋しておいたため、 比較的スムーズに行けた なぜジャパンタウン周辺かと言えば、60年代に風靡した コンサートホールであったフィルモア一帯が存在していた場所だからだ 実際いってみたが、もう30年以上前のお話、そのまま残っていることは ほとんどなかった (唯一のこっているフィルモア オーディトリアム 日本人アーティストではドリカムが過去に演っている) ![]() かなりの距離を歩いていた 60年代の多くのものが展示してあるはずだったハードロックカフェさえも 潰れていて、とても残念に思うが、景気もままならないのだから 仕方あるまい(ロスでも行ったギターセンターと再び乗ってしまったケーブルカー) ![]() (ピストルズの最終公演地となったウインターランドは この辺と思われるが、この壁画がとてもよかった) ![]() バスに乗る ビッグブラザーハウスがあった住所と ジャニスの元アパートへ向かう(2年半前はガイドブックの 誤記載により間違えていたが、こちらが正しいと思われる) ![]() Powell駅そばに戻り、デパートなどで買い物 みんなのもとへ帰る お母さんに「99¢オンリーストアー」など、買い物に連れて行ってもらう また子供たちと遊ぶ、ひたすら遊ぶ♪ |
5/3 シビックセンターとヘイトと近代美術館へ行く
お父さんと下の子と3人でBART(電車)にのって
お父さんの用を済ませに行く
私とその子で手をつないで歩く
体調が悪そうで可哀相になった
シティーホールは立派な建物だ!
お父さんの用事のあいだ、2人でイスに座って待っていた
そのあとは3人で公園で一休み
また来た道を戻る
やっと元気になったようで「ハト〜!」と生き物を見ては
喜んでいた 安心した!
「2時半には戻ります」とお父さんに告げ、
私だけ残ってヘイトに向かった (ここが60年代の後半に
多くの人が集まった通りのヘイト&アシュベリー)
![]() ひとりでお買い物(ヘイトで見つけたジャニスと思われる壁画 その隣りにはジム モリソンが書いてあった) ![]() ヘイトを後にして、今日は無料の前回、行きそびれたSFMOMA(サンフランシスコ近代美術館)へ 今日は月に1度の無料解放の日!そう、タダ!近代美術が大好きな私は御満悦 またPowell駅近くのドラッグストアであれやこれやと買い物して、 みんなの所へ帰るためにバートに乗る 現金がなくなって、お父さんに電話かけられず・・・ 駅であたふた!困った困った! ・・・が、以心伝心 2人の子供ちゃんとお父さんが迎えに来てくれていた! 私の名前を呼んでニコニコ待ってくれている! 「感激だぁ」 少しおうちで休んで、次は上の子の日本語教室へ 私もいっしょについて行って見学をしていた 自分ひとりだったら、こんな体験なかなかできない お母さんに感謝! 子供たちとお母さんと外食!私の大好きなバイキングに連れて行ってくれた! どれもこれも美味しい!ごちそうさまでした♪ 明日は帰国日・・・ 今日買った、カードにメッセージを残す 心からの気持ちほど、上手に書けない またしばしのお別れです・・・切ない・・・ |
5/4 帰国日 お母さんとおうちでお別れして、
上の子を幼稚園まで一緒にお見送り
お父さんに「(私が上の子に)帰ると言うと、泣いてしまうから車にいて」
と頼まれて、私は別れを言わず、「また後でね」とウソをついて車に戻った
カーラジオからはなんか知らないこれでもかってくらい切ない唄が流れていた
胸の奥が苦しくて苦しくて、少し泣いた 時間まで下の子とお外で遊ぶ 最寄り駅までお父さんに送ってもらう 「また逢いましょう」と別れを言った バートでSFO空港に向かう さぁ、搭乗だ! 8日間、特別、早く過ぎたようには感じなかった今回の旅 2年半前みたいに被れることもなく、冷静にアメリカという国を感じた 空港でのチェックは靴まで脱いだり、テロ対策が進んでいるが、 誰かを疑いながら生活していかねばならない現代と言う時代に 悲しさを覚える 時代は変わる、巡る 悪くなる一方に感じてしまうけど、 人間社会を作るのは人間だ 地球や命を大切にして、 たくさんの笑顔に囲まれる日々があるならば、きっと変えてゆけると 私は信じたいと思う なんて、偉そうな(笑) でも、昔から思ってた 「アメリカでショーを観たい」という小さな夢を叶えられた 小さく万歳♪ |
★ アメリカ音の旅ガイドブック ★ (株)ブルース・インターアクションズ |