私は予定を大幅に変更してデンマークから
夜行列車に乗ってスイスのチューリッヒに来てしまった。
ついたその足でインフォメーションで安宿を聞いて、
そこに宿泊することにした。
安宿の途中でスイスで暮らしていたというおばあちゃんと
出逢った。特にヘルプを頼んだわけではないのに、
いっしょに安宿の場所を探してくれた。
いろいろ話してくれようとするんだけど、ご存知の通り
私の英語は中学生以下だから、理解してあげられない
ところも多々あったと思う。でも、もっと親身に
聞いてあげればよかった、と、おばあちゃんに
手を振ったあとに思った。ごめんね、おばあちゃん。
安宿はエレベータがなく、汗をかきつつ、受付に。
受付のおねえさんの英語が全く聞き取れず、苛立たせて
しまったかな。でも、荷物を預かってもらって、
休まず、チューリッヒの町を探索することにした。
さすがに時計が多いね!でも、町中は静まり返っている。
しかも、工事ばかりだな…
観光客はたくさんいるのに店は98.5%は閉まっている。
何の休みだかわかんないまま、ウロウロしていた。
でも、さすがに駅中の店は開いていたので、食材などを
購入することにした。
比較的安めのマーケットを探したけど、物が高いっす!
高いとこだと500mlのペットの例えば炭酸の飲み物は
約380円する!いやいや400円近いんですよ!信じられません。
…と、どの店も閉まっていたので、それなりに探索をして
宿に戻った。町は暗くなるに連れて、BARなどで飲む人が
増え、なんとなくにぎやかになった気がする。
ドミトリーなのに私ひとりしかいなかったから
ラッキーかなと思っていたら、女の子2人がいらした。
話を聞くとドイツのコだとか!とってもCUTEな子でした!
翌日、荷物を持って、チェックアウト!
今日は同じスイスのルツェルンというところに
行くことにしたのだ。スーツケースはチューリッヒの
コインロッカーに置いて、そのまま夜行で別の国に
行くことにしたから我ながらグッドな考えだった。
チューリッヒから1時間くらいだっただろうか、
ルツェルンはすぐに気に入った。
ユーレイルパスで遊覧船に乗れるというので
乗ることにした。
遊覧船から見た景色は本当に美しかった。
スイスはどこにいっても良い国だよ、と
飛行機の中でおじ様が教えてくれたけど
そうなんだろうなってたった2つの町だけしか
見てないけど、ルツェルンで確信した。
山が〜たぶんアルプス山脈だろうね〜
美しさのあまり感動して泣いてしまった。
本当にハイジが住んでいそうだった!!
遊覧船のあとは、ライオンの慰霊碑とか、
ガイドブックに乗っていたところを迷いつつ
巡って、COOPというスーパーでまた食材を
購入して、かなり時間が余っていたけど、
チューリッヒに戻ることにした。
今日のチューリッヒは昨日のチューリッヒでは
なかった!町は賑やか。店も開いていた。
私は昨日お休みで行けなかった玩具博物館に
試しにいってみることにした。
ここの博物館は無料で、しかも管理している方が
日本の方でした。世間話を少しして、昨日の
お休みの話をしたら「バンクホリデー」とのこと。
いわゆる祝日ってやつですね!2年前のロンドンは
バンクホリデーの影響が無かったように思うけど…
あとは小さなお店に入ったり、昨日出逢えなかった
お店とであったり、決して大きな町ではないのに
不思議と同じ道を歩むことはなかったよう思う。
なにはともあれ、これでチューリッヒともお別れ。
スイスがとても好きな国になった。
私は夜行でオランダのアムステルダムへ向かう