オランダといえば、風車、チューリップ、木靴。
それは外国人が日本をイメージする例のセットと一緒の
感覚なのだとYHで出会ったアーちゃんと話していた。
フジヤマ、ゲーシャ、サムライ、スシ、ニンジャ?


夜行列車から降りたアムステルダムは早い話が都会だった。
私はもっとイメージのオランダに会いに、YHに荷物を置いて
ザーンス・スカンセというところに向かった。
この町は本当にカワイイ町で、三角お屋根のおうちが
だーーーーーっと軒を揃えていた。ん〜かわいい!
目的地のザーンス・スカンセまではけっこう歩いたけど、
行って間違えのないステキなところだった!風車も
てんこもり♪
帰り道、町の中の風車に出会った。写真を見てくださいね!

のぼってる人もいるのに、私は入れてもらえなかったので 写真だけ撮って、最寄り駅に戻ることにした。 途中、なつっこい猫ちゃんにあって、なでなでしてあげた。

そのままアムステルダムの町をウロウロしてみた。 HEMAという話には聞いていたが、本当にカワイイ雑貨屋さんを 見つけることが出来た!そこで日焼け止めなんかを買ってみた。

アムステルダムのYHは朝食が付いているとのことで、その心配は しなくて済んだのはかなり助かった。部屋全体はちょっと病室ぽかったけど、 今思えば、泊まっていたコもかなりいい子が多くて、過ごし易かった。 その中で唯一の日本人のコ、やはり一人旅をしているというアーちゃんと よく話をした。この時期、ヨーロッパの日暮れは遅い!8時すぎても明るかったりする! そこでアーちゃんにアムステルダムのスーパーを教えてもらう為に街にまた出た。

この町はあらゆるものが歪んでいるとアーちゃんが言っていた。
アーちゃんに言われるまで気づかなかったが、建物がみな曲がっている。
本当に歪んでいるのだ!湾曲しているのだ!なぜなんだ?恐い!
とにかく、ジャンキーも多い!町も汚い!ゴミが落ちまくってる!
都会は嫌いだな・・・。飾り窓地区なんか、ねぇちゃんを買うことが出来る。
都会だな。恐いな。

翌日も、アムステルダムの探索は中止して、
ミッフィーちゃんの故郷であるユトレヒトに
行くことにした。ユトレヒトには駅ビルがあって
ここだけでも充分に買い物が楽しめるのではないだろうか。
私はまず、インフォメーションに向かって、ミッフィー関係の
情報を得ることにした。すると丁寧に道を教えてくれた。
アムステルダムのインフォメーションはお金を取るらしいので
ここも取られるのかと聞こうとしたら、「?」顔をされて終わった。

昨日とは別のなつっこい猫ちゃんにまた出逢った♪
そこそこ歩いて、ミッフィーの生みの親であるブルーナさんの
作品が観れる美術館に着いた。入館料は8ユーロと私にとっては
かなりの高額だったが、入ってよかった。
ミッフィーだけだったらここまで意味があったと感じれなかったかもしれない。
ブルーナさんの昔の作品は、絵本だけじゃなくて、沢山のものがあったんだ。
ブルーナさんの才能の凄さを感じずにはいられなかった!どの作品も
本当にステキなものだった。センスのよさ、デザインのバランス、どれをとっても
そこらへんのポップアーティストに負けていなかった!
そのまま、中にあるショップで絵葉書を2枚買った。
これで夕飯は食えないかも…

ここまで来ると、キライなアムステルダムと思えてくる。
電車で少し離れるだけで、イメージのなかのオランダになるのになぁ…
明日からはベルギー。どんな町なのだろう?
アーちゃんともお別れだったけど、バイバイが言えないまま、
アーちゃんは私より先にYHを発っていた。
彼女もベルギーに行くといっていたので、会えたらいいね!と思い、
アーちゃんのいないベッドを見ていた。
さぁ、私もお気に入りのHEMAでお買い物をして、ベルギーにいこっと!